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万葉線のぶらり途中下車ー2022年5月5日ー


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万葉線の駅には越中万葉歌が掲出されているので、電車を待つ時間に少し読んでみました。(写真は新町口に掲出されていたもの)
なかなか奥が深い内容ですが、歌の意味を解説してあるので、分りやすかったです。
奈良時代の貴族・歌人だった大伴家持が天平18年(746年)に越中守となり、5年間の在任期間中に223首を歌に残し、家持の歌を中心とした337首を「越中万葉」と呼ばれているそうですが、何とも優雅な気持ちにさせてくれますね。
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<獅子舞トラム 新町口>
内川沿いを散策した後、新町口から万葉線に乗車しました。
やってきたのは、獅子舞トラムー。
JFEマテリアルが応募し、地元の六渡寺、中伏木の住民と協力してデザインしたらしい。万葉線を盛り上げる意味で獅子舞トラムはいいですね。
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<アイトラム 庄川口>
次に途中下車したのは庄川口。ここは庄川河口付近に駅があるので、庄川と長い鉄橋を渡る万葉線を撮ることにしました。
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庄川口の待合室には懐かしいポスターが掲げられていたので、見てみると「べいぐるん」の実証運行開始のポスターでした。
「べいぐるん」をネットで調べてみたら、射水市の地域公共交通で、新湊の内川周辺をぐるっと巡る電気三輪自動車が1回乗車で1人100円で走っているそうです。
電気三輪自動車のレトロな雰囲気が懐かしく、内川に沿って走っている姿を少し見てみたかったなぁ。

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<庄川と万葉線の庄川橋梁>
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<獅子舞トラム 六渡寺~庄川口>
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<アイトラム 六渡寺~庄川口>
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<LIBOOトラム 西新湊~庄川口>
駅で待っているとLIBOOトラムがやってきました。
LIBOOトラムとは、サニーライブグループのキャラクターのLIBOOをあしらったラッピングトラムです。
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<LIBOOトラム 新吉久>
LIBOOトラムに乗って新吉久で途中下車。
越ノ潟方面はちゃんとしたホームがありますが、高岡方面はホームがなく、道路上にペイントされた駅があります。
目の前をバイクや大型車が通るとちょっと怖いかも・・・。
歩道側に待合室が設置してあるので、電車が来たときに手をあげれば止まってくれます。
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<アイトラム 新吉久>
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<ドラえもんトラム 新吉久>
この辺りは古い家並みと工場が隣接してある不思議な空間です。ドラえもんトラムが来たので、古い家並みを入れて撮ってみました。
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<デ5022>
新吉久電停前にある高岡市衛生公社の敷地にデ5022が綺麗な状態で保存されています。
この車両は富山新港が出来る以前、高岡と富山間をつないでいた富山地方鉄道射水線の車両として昭和25年に誕生し、加越能鉄道、万葉線を経て平成24年までの62年間活躍した車両です。
最後は除雪専用車として使われていたので、米島口の車庫で見た記憶があります。
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和歌山県の野上電気鉄道にもデ5000形が走っていました。
昭和50年にデ5000形3両を富山地方鉄道から購入し、デ10形として活躍しました。
この鉄道も1994年(平成6年)4月1日に廃止となり、デ10形も全車廃車となったので、現存するのはこの車両1両だけです。

<2022年5月5日 撮影>


by hiro7355 | 2022-05-26 17:46 | 万葉線 | Trackback | Comments(0)